Raze Mesh Swim 東京のアトリエ
八重洲のアトリエにて
2021

静かな夏を、
布に刻む

Raze Mesh Swimは2021年、東京・八重洲の小さなアトリエで生まれました。海から少し離れた街中で、私たちは「海辺で着る服」ではなく「海辺で感じる服」を作ろうと考えました。

メッシュという素材を選んだのは、風と水と光を同時に扱うことができる稀有な布地だからです。細い糸を丁寧に編むことで生まれる透け感と伸縮性が、身体を締めつけることなく、夏の空気を感じさせてくれます。

すべての工程を東京の工房に残したのは、一枚一枚の肌触りを自分の手で確かめたかったからです。

起源 — 自然の記憶

創設者の一人であるデザイナーは、幼い頃を伊豆の海で過ごしました。朝焼けの砂、潮の香り、波の音。夏が終わるたびに残る淡い記憶。それを、布地として残せないかと考えたのが始まりです。

私たちが大切にしていること

自然から学ぶ沈黙

桜の散り際、海の水平線、川の流れ。目立たない場所にこそ、夏の本質があると私たちは信じています。派手な色や形ではなく、静かに寄り添う形を選びます。

手で確かめる

すべての生地は職人の手を通ります。メッシュの密度、糸の張り、縫い目の角度。一着ごとに異なる微かな個性を、むしろ大切にしています。

サステナブルは
当たり前

リサイクルナイロンとポリエステルのみを使用。環境への負荷を減らすことは特別なことではなく、当然の選択だと考えています。

一着が生まれるまで

01

糸の選定

リサイクルナイロンとスパンデックスを厳選。海水に強く、肌に優しいものを選びます。糸の太さは0.05mm単位で調整します。

02

メッシュ編み

東京の編み機で、極細のメッシュを編み上げます。通気性と伸縮性を両立させるため、密度を何度も試しながら決めます。

03

裁断と縫製

熟練の職人が一つずつ裁断。縫い目はすべて手作業。伸びの方向やメッシュの目合わせを、感覚で調整します。

04

最終検査と発送

伸縮・透け・着心地を実際に試着して確認。問題がなければ、丁寧に畳んで箱に収め、東京からお届けします。

素材へのこだわり

私たちは、肌に直接触れるものだからこそ、素材の選択に妥協しません。環境負荷を最小限に抑えながら、夏の過酷な環境に耐えうる強度を追求しています。